11月14日の「ダレトク」で17年前のラーメン店が現在何件営業しているかを調査した。
2000年に出版された石神秀幸の「21世紀 ラーメン伝説」に掲載されていた、千代田区、中央区、港区、渋谷区の17件を、安藤なつさん(36)と大のラーメン好きの佐藤仁美さん(38)が1件ずつ訪ねた。
残っているお店はいったい何件だったのか?
千代田区のラーメン店
まず最初に、千代田区の7件のラーメン店から調査した。
ラーメン「創房 玄」は、やっていなかった。近所の人に聞くと10年前くらいに辞めたと言っていた。
2件目の「八代目がんこラーメン」は、主人が引退して弟子が経営するラーメン店、「がんこラーメン八代目直系」(荒川区)になっていた。
3件目の「ラーメン典座」は「台湾まぜそば麺屋はるか」に、4件目の「支那そば八島」は、カレーパスタ屋になっていた。
5件目、「旭川ラーメン旭龍」も変わっていた。
6件目は、「九段斑鳩」も空きテナントになっていたが、市ヶ谷に移転したようだ。
行ってみると、あった!
スープが17年前とは違って、白濁スープでコクを出していたところが変わっていたが、「美味しい」と、安藤なつさんが言っていた。
残りの1軒は取材がNGだった。

中央区のラーメン店
中央区は、1件目は、「らーめん勇」はモツ鍋店になっていた。
「らーめん ぽっぽ屋」の場所は別のラーメン屋になっていたが、近くに移転していた。
二郎系ラーメンと言って、野菜の量、ニンニク、味の濃さが調整できるのが人気だ。
「麺ぬき」600円は、麺が入っていないがメニューにあった。
港区のラーメン店
港区は3件あったが、「醍醐」はなかった。
「どぎゃん」もなかった。
「盛運亭」は、古びた建物だったそのままあった。
タモリさんの写真が飾られていて、よく来るそうだ。
タモリさんが好きだと言うチャーシュー麺を安藤なつと佐藤仁美さんが食べた。

「昔ながらのラーメン」、「なんか上品」と、感想を述べた。
チャーシューは油で揚げて、秘伝のしょうゆダレで2時間煮込んであるそうだ。
渋谷区のラーメン店
渋谷区は、5件あったが、「らーめん山田」、「尾道ラーメン萬勇」はなかった。
渋谷駅近くにある「唐そば」はあった。
唐そばは、並、大盛り、特盛りが同じ値段だ。
「筑豊ラーメン ばさらか」はなかった。
「ラーメン 一福」は近くに移転していた。
女性店主がつくる味噌ラーメンが有名だ。
「あっさり、すごい優しいお味」と、佐藤仁美さんがコメントしていた。
安藤なつさんは、「麺、うまっ」と麺を褒めていた。
取材した結果、17店中5店舗が営業していたことが分かった。結局3割しか残っておらず、ラーメン店を20年営業するのは並大抵ではないようだ。