10月31日の「ためしてガッテン」は、記念すべき1,000回記念でした。
これから寒くなって風邪を引きやすくなりますが、風邪を引きやすい人と引かない人がいますね。
免疫を研究するうちに、風邪を引かない原因が分かって来ました。
「ためしてガッテン」では、ウイルスと免疫の関係と、免疫力を高める方法を公開しました。
ためしてガッテン番組情報
放送日時:2018年10月31日 19:30~20:15
放送局:NHK
ためしてガッテン出演者
司会:立川志の輔、小野文惠
ゲスト:久本雅美、笑福亭笑瓶、大島麻衣
先生:京都大学ウイルス・再生医科学研究所教授 河本宏
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免疫力はなぜ低下する?
風邪のウイルスが体内に入ると、通常はリンパ球がウイルスを攻撃してやっつけてくれます。
しかし、体内のリンパ球が減少すると免疫力が低下し、風邪などの病気なってしまいます。
免疫力を低下させるのは、実は交感神経の活性化に原因があることが分かりました。
交感神経が活性化するとリンパ球はリンパ節にとどまろうとし、ウイルスを攻撃しに出て行かないのでした。
免疫力を高めるにはどうすれば良い?
逆に交感神経がゆるむとリンパ球はリンパ節から出て行って、ウイルスをやっつけてくれます。
ウイルスが体内に入って来たときに、リンパ球はリンパ節でウイルスの侵入を学習し免疫力を高めています。
しかし、交感神経が活性化しているとリンパ球がリンパ節から出ていかなくなるので、リンパ球は学習したままになってしまいます。
ですので、免疫力を高めるには交感神経を緩めることが欠かせないのです。
交感神経を緩める具体的な方法とは?
交感神経を緩めてリンパ球を放出させるには、十分な睡眠が必要です。
アメリカの研究では睡眠時間が7時間以上の人と、6時間以下の人では、4.24倍も風邪を引きやすかったと言うデータがあります。
ためしてガッテンでは、交感神経を緩めるために1,000回の放送の中から、交感神経を緩めそうな20種類の内容を選んで実験を行いました。
交感神経を緩める行動のランキングは以下の通りです。
1位 昼寝
2位 ウォーキング
3位 足湯
4位 瞑想
5位 音楽鑑賞
6位 緑茶
7位 首にマフラーを巻く
8位 首にネギを巻く
9位 マッサージ
10位 人に優しくする
11位 筋トレ
12位 入浴
13位 体操
14位 乾布摩擦
15位 ストレッチ
16位 タッチケア
17位 コーヒー
18位 にんにく
19位 温冷浴
20位 お笑い
昼寝、ウォーキング、足湯、瞑想、音楽鑑賞、緑茶、マフラー、ネギ、マッサージ、人に優しくがトップ10となりました。
ただ、番外編として番組独自に調査したところ、趣味などの自分が好きなことをしているときも交感神経がリラックスしていました。
順位で言うと、5位の音楽鑑賞と同じくらいの効果でした。
昼寝はいつどれくらいすれば良い?
交感神経を緩めるのに、最も効果があった昼寝ですが、昼寝をする時間とタイミングが重要です。
昼寝は、午後1時~3時のあいだに30分以内の長さで行うことが重要です。
寝すぎてしまうと、夜の睡眠に影響が出てしまうからです。
寝れなくても、目をつむって横になるだけでも良いそうです。
免疫力を高める最も効果的な方法のまとめ
現代人はストレスや睡眠不足で交感神経が緊張しっぱなしなので、リンパ球がリンパ節から出入りするのを妨げていたのでした。
免疫力を高めるには、日中に適度に交感神経を緩めることが必要です。
交感神経は緊張しっぱなしでも、緩みっぱなしでもダメで、緊張と弛緩を交互に行うことで免疫システムが活性化するそうです。
なので、免疫力を高めるには、日中に一度、昼寝などで交感神経を緩めることをしなければならないのですね。
ちなみに、放送中に公開された教授らの曲名は、「リンパ節一人旅」でした。
さっき紹介された京大のウイルス研教授らのバンドの曲、まさかのApple Musicで発見#ためしてガッテン pic.twitter.com/lzE6YbF5in
— 後藤をり (@nanjamonja5) 2018年10月31日
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