4月28日の「世界一受けたい授業」では、内臓脂肪の落とし方について、内科医の小倉昌子先生に解説して頂きました。
体に脂肪がつくのは皮下脂肪と内臓脂肪がありますが、体に悪いのは内臓脂肪の方が悪いです。
しかし、体質的に日本人は内臓脂肪がつきやすいので、意識して内臓脂肪を減らすようにしなければなりません。
内臓脂肪を落とすためには、睡眠や食べ物、食べる量、運動方法、お酒などが関係しています。
内臓脂肪をためると、認知性、便秘、逆流性食道炎などの病気を発症しやすくなるので、内臓脂肪を減らす方法を知っておきましょう。
内臓脂肪を落とす食べ物や、食べるときに注意が必要な食べ物、どのような運動をすればダイエットに効果的で内臓脂肪を減らすことができるのかを解説します。
世界一受けたい授業番組情報
放送日時:2018年4月28日(土) 19時56分~20時54分
放送局:日本テレビ
世界一受けたい授業出演者
・堺正章、上田晋也、有田哲平、石原良純、佐藤栞里、藤森慎吾、松下奈緒、森富美
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世界一受けたい授業・内臓脂肪の影響と落とし方
太れば太るほど脳から満腹中枢への指令が鈍くなるので、食欲が止まらなくなり悪循環になります。
内臓脂肪が増えるのは大人だけでなく、子供の10人に1人は肥満になっています。
「世界一受けたい授業」では、「内臓脂肪を最速で落とす」の著者の小倉昌子先生が登場して、内臓脂肪の落とし方を教えてくれました。
・番組で紹介された内臓脂肪の落とし方の本
「内臓脂肪を最速で落とす」小倉昌子著
内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法 (幻冬舎新書)
メタボの基準は何?
内臓脂肪の限度の目安は、おへそ周りが男性で85cm、女性で90cm以上だと危険です。
ただし、身長が185cm以上の場合は、身長の1/2を目安にしてください。
やせていても食生活や喫煙で内臓脂肪が多い人もいるので、やせているからと言って安心だとは限りません。
ダイエットしているからと言っても、内臓脂肪がついていては逆効果なので、正しい方法を知っておきましょう。
内臓脂肪の付き方は、性別や人種によって変わる
やせていても内臓脂肪が多い場合があるのですが、女性が特に内臓脂肪がつきやすいので注意が必要です。
また、人種によって脂肪の付き方が違うのです。
日本人は内臓脂肪が多く、白人は皮下脂肪が多いです。
内臓脂肪がたまるとどうなる?
脂肪細胞がエネルギーに変わるとき、内臓脂肪から脂肪酸が出ます。
脂肪酸は静脈から肝臓へ行き、肝臓が脂肪酸を分解するのですが、脂肪酸が多いと脂肪肝になってしまいます。
肝臓ガンになりやすい
お酒を飲まないのに脂肪肝になっている人の原因は、食べ過ぎが原因です。
脂肪肝は肝臓ガンを誘発するのですが、内臓脂肪があると肝臓ガンのリスクが2倍になります。
肝臓ガンが多いのは、東アジア、中央アジア、東南アジアで、世界の3/4の肝臓ガンを占めています。

人種的にアジア人は内臓脂肪がつきやすいので、肝臓ガンになりやすいのです。
ハーバード大学のがん予防センターによると、がんの原因の第1位は食事と肥満です。
次に喫煙となり、運動不足、飲酒、ウイルス、遺伝となっています。
認知性になりやすい
40代に肥満になると認知性になる可能性が3倍以上高くなる報告があり、実際にアルツハイマー患者の60%が内臓脂肪の面積が多いことが分かっています。
便秘や逆流性食道炎になりやすい
内臓脂肪が多いと腸が自由に動くことができずに、食べ物がスムーズに送り出すことが難しくなります。
また、内臓脂肪が胃を圧迫して逆流性食道炎を起こすこともあるので、内臓脂肪をつけない、落とすようにしましょう。
便秘はダイエットの大敵なので、内臓脂肪を落とすことを意識しましょう。
内臓脂肪を落とす方法
内臓脂肪を落とす方法は、一般的に知られているように脂分を摂らないことです。
しかし、それ以外にも良いと思って食べていることで注意が必要なものもあります。
①脂質を抑える
肉の脂身、鶏肉の皮を落としたり、揚げ物を避けるなどの方法があります。
揚げ物よりも焼き物、焼き物よりも煮物が良いです。
肉より魚、とくに内臓脂肪をつきにくくし、DPA、EPAの多い青みの魚がオススメです。
さばの味噌煮などが良いでしょう。
お酒の飲み過ぎ、果物の食べ過ぎは要注意
お酒や果物に脂質はほとんど入っていませんが、内臓脂肪を増やす要因になります。
お酒は食欲を高めるホルモンを胃と脳から分泌するので、食べ過ぎてしまいます。
果物の果糖は血糖値を上げないために、脳に満腹シグナルが送られないので食べ過ぎてしまい、その結果肝臓で中性脂肪に変わります。
内臓脂肪がつきにくい果物とは?
しかし、内臓脂肪がつきにくい果物もあります。
内臓脂肪がつきにくい果物はイチゴです。
イチゴには、果糖、ショ糖が少ないので、どうしても果物を食べたいときはイチゴを食べましょう。
②アディポネクチンを増やす
脂肪を燃やしてくれるのが、脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンです。
ですが、残念なことに日本人の40%はアディポネクチンが少ないのです。
では、どうやってアディポネクチンを増やせばいいのでしょうか。
アディポネクチンを増やす食べ物は、玄米、大豆です。
大豆と玄米のキーマカレーなどが良いでしょう。
トマトやオクラ、ひじきのサラダを付け合せると完璧です。

③普段の生活で落とす
内臓脂肪を増やすのは、睡眠不足にも原因があります。
睡眠不足は内臓脂肪の大敵です。
睡眠不足になると、胃からグレリンと言うホルモンが出てくるのですが、これは食欲を高めます。
反対に食欲を抑えるレプチンは少なくなるので、食べても満腹感がなくなります。
また、運動すると男性ホルモンが増えます。
女性でも運動すれば脂肪を落とすことができます。
運動はダイエットに効果的ですが、どんな運動をすれば脂肪を落とすことができるのでしょうか。
脂肪を落とすのは、有酸素運動を散歩よりも速いペースで1日30分間行います。
かろうじて人と話すことができるくらいのスピードです。
ウォーキング前に筋トレを行うとより脂肪を落とす効果がアップします。
内臓脂肪を確実に落とす方法のまとめ
内臓脂肪がたまると、認知性、肝臓がん、逆流性食道炎、便秘などになり、病気のリスクが高くなります。
不幸なことに日本人は体質的に内臓脂肪が溜まりやすいので、特に注意が必要です。
内臓脂肪をためないためには、
・油物を控える
・よく寝る
・毎日30分歩く
・ご飯を二口減らす
ことに気をつけましょう。
お酒の飲み過ぎや果物の食べ過ぎにも注意です。
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