11月10日の「爆報THEフライデー」に、女優の大谷直子さん(67)が出演し、闘病生活と詐欺被害について語った。
大谷直子さんは、名女優として活躍していたが57歳で大病を患い、復帰した現在10年振りにバラエティ番組に出演することになった。
女優としては、最近では、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう~第1話」に出演している。
大のビール好きであった大谷さんは、ある日突然ビールがまずくて飲めなくなったそうだ。
それと同時に、肩こりが慢性的になり、首と脇にシコリが見つかった。
さらに突如背中に激痛が走り、1ヶ月後に検査を受けると背骨が圧迫骨折しているのが判明した。
原因は、悪性リンパ腫、つまりガンだった。
なんと、がん細胞が骨に転位して骨折していたのだ。
内蔵もリンパ腫が腫れ上がって腎臓を圧迫、機能が低下していた。
病院で余命3ヶ月と言われた大谷さんは、新薬を使って治療を始めた。
43kgあった体重は、33kgまで落ちた。
衰弱仕切った姿に、女優の面影はなかった。
見舞いに訪れた子供には、「もう、御見舞に来なくていい」と、迷惑をかけないようにしていた。
闘病3ヶ月で奇跡的に退院することができたが、悲劇が待っていた。
大谷さんは、自宅療養中に脳トレのために写経を始めたのだが、親しくなった女性講師は、実は詐欺犯だった。
ある日講師から電話がかかって来て、親戚が亡くなったから100万円を貸してくれと電話があった。
その2日後にもまた100万円を催促され、結局400万円の詐欺被害にあってしまった。
実は、大谷さんは、抗がん剤の副作用で、ケモブレインになっていたのだ。
抗がん剤治療の間、もしくはその後に、記憶力、思考力、集中力が一時的に低下する症状。
抗がん剤治療期間中や、投薬治療が終わった後に、思うように言葉が出てこない、集中できない、頭がモヤモヤするなど症状を感じる方がいます。
こうした状態をケモブレインと呼んでいます。
この症状にはまだ、その原因や対処法が解明できていません。
(引用元:http://hospital.luke.ac.jp/about/approach/pdf/ra22/4/research_activities_4_2_1.pdf)
大谷直子さんは、判断力が低下していたのかもしれないと振り返った。
自分が降りる駅ではないところに降りてしまったり、リンスをシャンプーと間違えたりなど、絶対にしないと思っていたような間違いをするようになったのだ。
大谷さんは、ケモブレインの回復からは4年もかかったそうだ。
回復後は、脳トレのために韓国語の勉強を始めた。
ガンから立ち直った大谷さんは、かつて詐欺被害にあった女性講師に立ち向かうために、たった1人で法律を学び、裁判を起こすことにしたのだ。
誰にも心配をかけずに、1人で生きていくために、図書館に通って徹底的に勉強したそうだ。
普通なら弁護士に頼むところだが、詐欺に引っかかったのは自分だから、自分で起こした問題は自分で解決しようと思ったらしい。
家族にも迷惑をかけたくなかったので、詐欺にあったことは家族には誰にも言わなかったそうだ。
猛勉強の甲斐あって大谷さんは、400万円全額を取り戻すことができた。
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