12月6日のNHK「クローズアップ現代」では、映画「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットしていることについて、その理由を探りました。

伝説のロック・バンド「クイーン」のメンバー、フレディ・マーキュリー(1946~1991)の伝記映画が大ヒットしています。

クイーンは1970~80年代にかけて絶大な人気を誇ったイギリスのロックバンドで、フレディ・マーキュリーはボーカルを担当していましたが、1991年11月にエイズのために亡くなりました。

クイーンを題材にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」は公開から日が経つに連れて人気が上昇し、映画館のチケットも売り切れ続出の状態です。

通常は公開日が一番盛り上がるのですが、「ボヘミアン・ラプソディ」は、それとは反対の現象が起こっています。

なぜこれほど「ボヘミアン・ラプソディ」は、常識をくつがえすほどの盛り上がりを見せているのでしょうか。

クローズアップ現代番組情報

放送日時:2018年12月6日 22:00~22:25

放送局:NHK

クローズアップ現代出演者

キャスター:武田真一、鎌倉千秋

ゲスト:デーモン閣下、高橋みなみ

 

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配給会社も「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットは予想外だった?

クローズアップ現代ボヘミアン・ラプソディ
画像引用元:http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

 

映画は、クイーンの現役世代だけでなく、20代、女性に人気が広がっています。

クイーンをリアルタイムで見ていた人は、現在40~50代ですが、今の映画の人気を支えているのはクイーンを知らない20代、女性だと言うのです。

配給会社は、クイーン現役世代が見に来る程度だと思っていたのですが、フタを開けてみると意外な盛り上がりだったのです。

しかし、なぜクイーンを知らない世代がこれほどクイーンにハマっているのでしょうか。

なぜ「ボヘミアン・ラプソディ」は若い世代にウケるのか?

クローズアップ現代クイーン
画像引用元:https://news.merumo.ne.jp/article/genre/7430703

 

20代、30代がクイーンの映画にハマる理由は、信念を貫き通すフレディ・マーキュリーの生き方に感動したからです。

そのため、映画を見ながら涙を流した方も多いはずです。

たとえば、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」は、最初はプロデューサーに6分間は長いと反対されたのですが、リリースされると大ヒットしたのです。

そこから、失敗を恐れず今までやったことのないことに挑戦する姿に感動したとことの大切さを学ぶことができます。

さらに、解散の危機を乗り越えたクイーンは、1995年のライブ・エイドで歴史的な演奏を披露しました。

ここから、仲間同士のきずなの大切さを学ぶことができ、単に「ボヘミアン・ラプソディ」がロックバンドの伝記映画にとどまっていないことが分かります。

やはり、40代、50代とは違った感受性を持つ20代、30代の心に深く感銘を与えたことが「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットした要因だったのです。

SNSで「ボヘミアン・ラプソディ」の口コミが拡散したことが大きい

フレディ・マーキュリークローズアップ現代
画像引用元:https://www.huffingtonpost.jp/2018/11/14/bohemian-rhapsody-press-conference_a_23589870/

 

SNSでは、40代はメロディや歌詞に関するつぶやきが多いことが分かりました。

世代によって映画に対する受け止め方の違いがよく表れているのですが、40代はクイーンの音楽性に共感しています。

ところが、10代、20代は「涙を流した」、「感動した」と言うつぶやきが多く、クイーンの生き方に共感していたのです。

その結果、SNSで映画の口コミが拡散されてヒットにつながっています。

年齢が下がれば下がるほどクイーンの生き方に感動することが多く、現役クイーン世代とは違った受け止め方をしていることが分かりました。

両性愛者だったと言われるフレディ・マーキュリーの生き様や、苦悩から紆余曲折を経てクイーンの楽曲が誕生するまでの過程、楽曲の裏に秘められた物語の人間性に感動した声が圧倒的に多かったでのす。

クイーンの生き方に背中を押された人もいる

クローズアップ現代フレディ・マーキュリー
画像引用元:https://withnews.jp/article/f0180719003qq000000000000000W07q10101qq000017632A

 

番組ではLGBTに関することも触れられたのですが、フレディ・マーキュリーの生き方に勇気づけられた人も紹介されていました。

フレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレック氏はラジオのインタビューで、「内面に複雑さを抱えつつも、自分の夢を生きていたい。燃えたぎるものをすべてステージで出していた。ステージで彼は人間を超越していた。」と、フレディ・マーキュリーのことを表しています。

そしてフレディ・マーキュリーは、「自分がなりたいものであれ、誰かが何か言っても無視していいんだ」と、言いたかったはずだと締めくくりました。

ゲストのデーモン閣下が、「実際に生きようとすると戦わなければならない、そこに自分らしさがある」、「フレディは歌で戦っていたのが良く分かる」と、映画について語っていたように、フレディ・マーキュリーの生き様に現代の人たちが目指すべき方向を再発見したのではないでしょうか。

 

単に「ボヘミアン・ラプソディ」が、クイーンの歴史を伝えただけではなく、クイーンの生き方を描くことで若者がクイーンの生き方に感動したことが、映画がヒットした理由だったのです。

 

 

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