KYOKUGEN井岡引退に北野武「俺に言わせれば引退する理由が分からない」12/31TBS

12月31日のTBS系列の「KYOKUGEN」で生中継された井岡一翔さん（28）の引退会見で、井岡一翔さんが「引退を決意しました」と話しました。

井岡選手は、2017年4月23日のノクノイ戦で5度目の防衛に成功し、具志堅用高さんの持つ世界戦14勝の日本記録に並びました。

ところが、5月17日に歌手の谷村奈南さん（30）と結婚、拠点を大阪から東京に移します。

その後、アルテム・ダラキアンとの防衛戦を調整不足でキャンセルし、11月9日には王座を返上してしまいました。

突然の引退発表が行われた12月31日の「KYOKUGEN」で、井岡一翔さんは北野武さんと引退について語り合りました。

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KYOKUGEN井岡一翔さんのインタビューで北野武さんがコメント

北野武さんは、6年前に初めての大晦日の井岡選手の試合でコメンテーターを務めました。

2013年大晦日のWBA世界ライトフライ級戦の前には、北野武さんが自ら井岡さんのジムを訪れ激励するほど、二人は深い絆で結ばれるようになったのです。

井岡一翔さんは、数年来の交遊関係から2017年の大晦日の対談では、「たけしさんに誰よりも早く報告したい」と、真っ先に北野武さんに引退を知らせました。

すると、北野武さんは、「まあ、なんでって聞くのもね・・・」と、気を遣いながら、「井岡さんは、考えることが色々あると思うけど、俺に言わせれば、引退する理由が分からないし、もっと防衛を重ねて、もっと色んな人たちと闘えると思っている」と、引退に複雑な心境を表しました。

画像引用元：https://www.instagram.com/shin3150

井岡一翔さん引退もエールを贈る北野武さん

「人生においてのウオーミングアップです」と、記者会見の中で井岡選手が語ったことは、これからの人生に何かを始めるようなニュアンスを持たせるようなメッセージでした。

それを、北野武さんが知っていたのかどうかは定かではないですが、「違う世界でチャンピオンになって、またリングに帰ってきてチャンピオンになったら、これは歴史に残るよ。そう言うことをやってほしい」、「今の人ではめったにいないから、映画とかドラマの世界だよね。階段のように2つ上がっていけばいい。1つだけやらなくたって大丈夫。選ばれた人だから」と、違う世界で活躍することを期待しているようでした。