11月12日の「ワイドナショー」で、来年9月16日の安室奈美恵さん(40)の引退について、松本人志さんが世間が神格化し過ぎることに「もう少し余裕を与えてほしい」と、安室さんを気遣った。
11月8日に発売されたベストアルバムが100万枚を突破したが、40歳の安室奈美恵さんは10代、20代、30代もミリオンを達成している。これは日本の音楽史上始めてのことだ。
小室哲哉さんとの17年ぶりのコラボも果たし、引退へ向けて安室フィーバーが加速している。
ゲストの佐藤仁美さんは、自分が同世代で安室奈美恵さんのファンであることを明かし、やっと取れたチケットでライブにも行ってすごく感動したと述べた。
それを聞いていた松本人志さんは、「ちょっと意外やわ、佐藤仁美さんが、安室が好きとは思えへんかった、絶対吉幾三やと思ってた」と、言って笑わせた。
同じくゲストの古市憲寿さんも、安室奈美恵さんの歌は子供の頃から聞いていたそうだ。
そこで、古市憲寿さんがある疑問を松本人志さんに投げかけた。
ダウンタウンがMCを務めていた音楽番組に、「HEY!HEY!HEY!」と言うのが2012年まであった。
古市さんは、「安室さん今すごく神格化されて、すごい歌の帝王みたいじゃないですか。でもHEY!HEY!HEYのときはそうじゃなかったですよね？」
松本人志さんは、「聞いたら安室さんは50なん回も出てるんやて、それが最終回あんなへえみたいな終わり方させられてさ。ぬるいビールで乾杯ですわ」と前置きしつつ、「そうね、でもどうなんやろ、こんだけ言われちゃうと、なんかへんな言い方ですけど、どんどん本当に戻って来れなくならないか」と、こう言うふうになってしまうと、もしカムバックするときに戻って来れなくなるので、ファンとしては、「もう少し余裕を与えてあげてほしい」と、安室さんを気遣った。
西川貴教さんは、「まずもって、こんだけ出来るのに、何が原因で引退されるのか、誰もまだ分からない」と、安室さんの引退の原因が謎に包まれていることに疑問を呈した。
近々、NHKで安室さんの特番があるのだそうだが、そこでも引退の理由については、一切語られないそうだ。
西川貴教さんは、安室さんが小さい頃からダンスと歌一筋でやって来ているのに、それを今日からやめることが出来るのか、またやりたくなるのではないかと、解散してカムバックするグループがあることを挙げて例えた。
古市憲寿さんは、今回のベスト盤は良かったとしながらも、「正直昔の方がいいなと思った曲もある」ので、それもひっくるめて評価されなければならないとした。
そして、「今が最高だと言い過ぎちゃうと、本人もついらいのかなと、ノーと一切言えない空気も気持ち悪いと思っちゃいます」と、安室奈美恵さんが神格化され過ぎていることに苦言を呈した。
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